男の子は時折振り返り、まるでなにかから逃げているように見えて二人は目を見交わせた。
「あれはなんだろう?」
男の子がとうとう街灯のある場所までやってきたとき、その後方から背の低い黒い影がおいかけてくるのが見えて、短髪が呟いた。
「犬……?」
ツインテールが首をかしげて答える。
そのときにはもう男の子が二人に駆け寄り、そして背中側に隠れて小さくなっていた。
自分の後ろで震えている男の子には興味がないのか、二人ともジッと暗闇の中の犬を見つめていた。
犬はハッハッと息を吐きながらこちらへ近づいてくる。
が、よく見るとその犬の顔は人の顔をしているのだ。
「じ、人面犬だ!」
男の子が叫ぶ。
「あれはなんだろう?」
男の子がとうとう街灯のある場所までやってきたとき、その後方から背の低い黒い影がおいかけてくるのが見えて、短髪が呟いた。
「犬……?」
ツインテールが首をかしげて答える。
そのときにはもう男の子が二人に駆け寄り、そして背中側に隠れて小さくなっていた。
自分の後ろで震えている男の子には興味がないのか、二人ともジッと暗闇の中の犬を見つめていた。
犬はハッハッと息を吐きながらこちらへ近づいてくる。
が、よく見るとその犬の顔は人の顔をしているのだ。
「じ、人面犬だ!」
男の子が叫ぶ。



