怪異ハンター

目元は男性にそっくりでクリクリと大きく、鼻筋は女性にそっくりてスッと通っている。
幼いながらに美少女だとわかる写真だった。
「こんなワンオペ現場さっさと終わらせて今日は早く帰るぞ。なんてたって咲の5歳の誕生日なんだからな」
男性はそう呟くと水筒の蓋に入れていたお茶を一気に飲み干して立ち上がったのだった。
けれど悲劇はすぐに起こった。
優が記憶時間を早送りしたと思ったら、男性が作業開始した場所のアスファルトが突如崩れ落ちてしまったのだ。
男性は両手を伸ばしてなにかにつかまろうとするけれど空中を掴むばかり。
その体はあっという間に見えなくなってしまったのだった。
「嘘でしょ」