怪異ハンター

優が穴へ向けてジャンプしたとき輝は思わず「きゃあ!」と悲鳴をあげていた。
だけど優の体は穴の上に浮いていて、落ちていない。
「言ったでしょう? 僕らは記憶に干渉できないって」
「もう、びっくりさせないでよ」
胸をなでおろして男性に向き直る。
男性はまだ自分のスマホを覗き込んで破顔している。
一体何を見ているんだろう?
3人で男性の後に回り込んで画面を確認すると、そこには3人の男女の姿が映った写真が表示されていた。
1人は男性、その右隣に同い年くらいの女性。
そして真ん中には小さな女の子が立っている。
女の子はよく日焼けした顔をしていて、オレンジ色のリボンのついた麦わら帽子をかぶっている。