怪異ハンター

と、優が二人の間に割って入ってきた。
「じゃあどうするんだ?」
「僕の能力を忘れた? 僕は怪異の過去を見ることができるんだ。この怪異が生まれた原因を探ることができる」
優の言葉に拓と輝は目を見交わせた。
いつもふたりで怪異退治をしてきたけれど、過去からアプローチすることはほとんどなかった。
怪異の過去を知るためには怪異辞典も必要となる。
優がいれば、それも必要なくなるのだ。
「わかった。それじゃちょっと確認してみて」
輝が言うと優は頷いて手のひらを開いて怪異へかざし、目を閉じた。
しばらくすると目の前にノイズが走り、そこがスクリーンのようになって映像が現れたのだ。