怪異ハンター

輝もその後に続いたけれど、出口には鍵はないのに開かなくなってしまっていた。
「ダメだ。開かない!」
「どうしよう!」
ふたりの混乱した声が店内に響き渡る。
そのときだった。
どこからともなく、声が聞こえてきたのだ。
『ここはなんでも屋。どんな人間でも売っている』
それは男か女かも判別のつかない、機械の声だった。
「私達は人間なんていらない! ここから出して!」
『客じゃないのから、もう帰せない。お前達も商品にしてやる!』
その瞬間、ふたりの脳内に昼間の広場の光景が広がっていた。
昼間は普通の店として人を呼び込み、そして出られなくする。