怪異ハンター

飛び跳ねるようにして歩きながら裕太が質門してくるので輝が「その前にちょっと行きたい場所があるの」と、ふたりの前を歩き出した。
そしてたどり着いた場所はあの空き地があったところだった。
今日はそこに小さなお店が出ている。
「やっぱり、ここにはお店があったんだね」
自分の記憶違いかと思っていたので、ホッとした表情になる。
看板には『なんでも屋』と書かれていて、駄菓子のようなものも売られているみたいだ。
「へぇ、面白そうだな」
拓がそう言って店に近づいたそのときだった。
後ろから裕太が拓の手を掴んで引き止めていた。
「入っちゃダメだよ」
そう言われて振り向くと、真剣な表情の裕太がいた。