怪異ハンター

夕方近くになって街を歩いていると、前方から裕太が走ってきた。
「やっぱり、ここにいたんだね!」
それはまるでふたりがここにいることを知っていたような口ぶりで、拓と輝は目を見飼わせた。
「私たちがここにいるってどうしてわかったの?」
「怪異のときと同じだよ。なんとなく、こっちに行けばこの人に会えそうだなとか、そういうのがわかるんだ」
裕太は自信満々に胸を張って答えた。
「約束場所の公園にいれば必ず会えるのに」
拓は呆れ顔だけれど、裕太は少しでも早くふたりに会いたかったのだろう、頬がピンク色に染まっている。
「今日は公園でなにする? ブランコ?」