昔ながらの茶色い円卓にコンビニの半額のお弁当が並ぶ。
「悪意でも怪異みたいな匂いがするんだっけ?」
「そうだよ。悪意から怪異が生み出されることもある」
「そんなこと言ってたら世界中怪異だらけになっちゃう」
輝がしかめっ面をしてポットからカップへとお湯を注いでいく。
そこに拓がチィーパックを入れた。
「だから僕たちみたいな存在も必要なんだ。裕太くんみたいに、見えるけれどなにもできない人を助けることだってできる」
拓の言葉に輝は軽く肩をすくめた。
本当に守りたい人は、今近くにいないのに。
その言葉は熱いお茶と一緒に飲み込んだ。
☆☆☆
拓は小さな赤い屋根の一軒家に家族5人で暮らしていた。
「悪意でも怪異みたいな匂いがするんだっけ?」
「そうだよ。悪意から怪異が生み出されることもある」
「そんなこと言ってたら世界中怪異だらけになっちゃう」
輝がしかめっ面をしてポットからカップへとお湯を注いでいく。
そこに拓がチィーパックを入れた。
「だから僕たちみたいな存在も必要なんだ。裕太くんみたいに、見えるけれどなにもできない人を助けることだってできる」
拓の言葉に輝は軽く肩をすくめた。
本当に守りたい人は、今近くにいないのに。
その言葉は熱いお茶と一緒に飲み込んだ。
☆☆☆
拓は小さな赤い屋根の一軒家に家族5人で暮らしていた。



