2分の1の世界

紫織「バカじゃん。今度中学の友達に連絡先教えてもらうけん。連絡はしないけど、友達になるくらいはいいでしょ」

柊斗の声「うん。俺もなりたい」

紫織「柊斗」

柊斗の声「うん?」

紫織「話せて嬉しかった」

柊斗の声「うん」

紫織、受話器を置き涙をぬぐい急いで玄関に向かう。

○紫織家・玄関(夜)
乱暴にドアをあけ出てくる紫織。ポストを開け白色の巾着を取り出し、すぐに家に戻る。

○紫織の家・キッチン(夜)
紫織、巾着から青色のスマートウォッチを取り出し、シリコン素材のベルト部分を調理用ハサミで切り落とす。
チャッカマンでベルトに火をつけシンクに投げ入れる。燃えていくベルト。燃えたのを確認し、2階へと走る。