1945年、君を迎えに行く。





「ごめんね。ハルミはああいう子なんよ」


「いえ…」


「このあとちょうどお昼休憩じゃて。よかったらウチらのお昼ご飯、分けちゃるで一緒にどげん?そしたら出口まで案内しちゃるから」



方言は案外、話してみると聞き取れることを知った。

雰囲気やニュアンスである程度のことは読める。


この方言……どこのだろう。



「ウチは月永 やえ子(つきなが やえこ)。みんなヤエちゃんって呼んじょっで、そう呼んで」



この子たち…中学生?
もしかすると私より1、2歳下かもしれない。

右目の下に涙ボクロがある少女は、この距離で笑うと幼さも垣間見えた。



「…私は…花折 志緒、」


「シオちゃん。みんなー!シオちゃんと仲良うねー?」


「シオちゃん!かわええ名前やなあ」



ねえ、いつ醒めるの。
もうそろそろいいよ。

お風呂掃除しなくちゃだし、そもそもあの時点から夢だったってこと…?