1945年、君を迎えに行く。





「ひどいっちゃ!みんなしてバカにせんでよっ」



無意識にも「ぷっ…」と、私は笑ってしまったらしいのだ。

これは夢だ。
夢なんだからきっと声も聞こえていないはず。


そう思って大して気になんかしていなかったのに……。



「ッ…!!す、すみませんっ!!すぐに終わらせます…!!」



なぜか一斉に頭を下げてくる女の子たち。



「…えっと、」



どうしよ……。
どうにか弁解したほうがいい…?

てか、これって何かの体験学習?


それに川で洗濯って、イマドキ珍しいとかじゃなく、なんの意味があるんだろうって単純に疑問だ。


……と、そのなかの1人が私をまじまじと見つめてきた。



「どこの生徒なん…?見ない顔やけど…」


「…道に、迷ってしまって……」


「ここはあんたのような子が来る場所じゃなかとよ?兵隊さんに見つかる前に、はよう戻って」



ヘイタイさん…?

なにを言っているんだろう。