「ひどいっちゃ!みんなしてバカにせんでよっ」
無意識にも「ぷっ…」と、私は笑ってしまったらしいのだ。
これは夢だ。
夢なんだからきっと声も聞こえていないはず。
そう思って大して気になんかしていなかったのに……。
「ッ…!!す、すみませんっ!!すぐに終わらせます…!!」
なぜか一斉に頭を下げてくる女の子たち。
「…えっと、」
どうしよ……。
どうにか弁解したほうがいい…?
てか、これって何かの体験学習?
それに川で洗濯って、イマドキ珍しいとかじゃなく、なんの意味があるんだろうって単純に疑問だ。
……と、そのなかの1人が私をまじまじと見つめてきた。
「どこの生徒なん…?見ない顔やけど…」
「…道に、迷ってしまって……」
「ここはあんたのような子が来る場所じゃなかとよ?兵隊さんに見つかる前に、はよう戻って」
ヘイタイさん…?
なにを言っているんだろう。



