1945年、君を迎えに行く。





心の奥底では敗戦という2文字を浮かべながらも日本は勝つと信じ、思い込み、狂ったように天皇万歳と言っては自分に我慢を虐げる国民性。


やっと、やっと終われるのかと思ったら。


────……我、駆逐艦ニ、突入ス、…突入ス。



「かあ、さん……」



18年間、本当にありがとうございました。
幼い頃からたくさんの苦労をかけました。

この身体で大変だったことは勿論ありますが、後悔したことは1度だってありません。


この度隼人は、あなたたちの息子は、大日本帝国の男児として、立派に役目を果たして参ります。


お母さん、お父さん、身体を大事に、いつまでも元気でやってください。

あなた方の元に生まれたこと、心から感謝してもしきれぬ思いです────、




「ッ、母さん…っ、お母さん……!!!!ああ…っ、うああああああああーーーッッッ!!!!」




ツー、ツツ……、

ツーツツ、ツーツツ…、


ツーーーーーーーー………。