1945年、君を迎えに行く。





はやく終わらせようと、ひとまず飛び散った泥をシャワーで流していたときだった。


コロンッ───、



「あっ…」



ワイシャツの胸ポケットに入れていたサイコロが落ちる。

コロコロと転がって止まった、「三」


水浸しにならないようにとシャワーを止め、拾い上げた瞬間だった。


ピカッッ!!!



「うわっ…!!……なに…これ……」



突如まばゆい光に包まれたかと思えば、身体がふわりと宙に浮く。


まるで異空間。

カチカチカチと秒針音が四方八方から聞こえ、足を踏み出せば空気に押し戻される。


なにこれ………夢?



「ぎゃあ…っ!!」



今度はくるんっと、逆さま。

誰かに遊ばれるように、私の身体は自分でコントロールできなくなっていた。


プツッッ────……。


まさか身体ごと、消えていたなんて。