1945年、君を迎えに行く。





「じゃあ今日、来る?夕飯くらいなら食べて行けるかも」


「いいのか?」


「うん。新しい顔がくると弟たちも嬉しがると思う。それにシュンタローも前に彼女とか連れてきてたし、そこも問題ないと……」



……を、言ってから。

そうじゃないと私はすぐに訂正。



「言っとくけど変な意味じゃないから!」


「ふっ、わかってるよ。おまえが惚れてるのは向こうの俺だしな」


「………はっ?」


「気づいてなかったのか?」



どんな反応をしても至って冷静に返されるから、私はもう相手にすることをやめた。


とりあえずあすなろ園に一緒に帰って、友達だと紹介して。

弟や妹たちに囲まれながらみんなで夕食を取ったところで。


これは隼人なりに私を元気づけようとしてくれていたんだと気づいて、なんだかやられた気分。



「えー!はやと兄ちゃん帰っちゃうのー?泊まってってよ〜!!」


「悪いな。帰ってやらなきゃいけない勉強があるんだ」


「じゃあまたぜったい遊びに来てっ!あしたっ、明日ね!」


「はは。明日は早すぎないか」