1945年、君を迎えに行く。





でも実際は大東亜共栄圏というものがあり、日本はアジアの植民地解放が目的だったとしたら?

祖国を守るため日本はアメリカに石油さえ輸入停止されながらも、自衛の戦争をせざるを得なかったとしたら?


何度もシミュレーションした上、負けることが分かっていながらも攻撃するしかなかったとしたら?


そもそも日本が先制攻撃してくるよう相手は仕向け、待ち望んでいたとし───



「花折、またネットで調べまくったろ」


「あ、バレた」


「前回のAIが人類を選別して世界を支配する論に関してはどうなった。おまえのなかで決着はついたのか」


「あー、あれね。もういいかなって!」



なんだそりゃと、拍子抜けしたような返事。

次から次に新たな疑問を持ってきては気が済むまで展開させていく生徒を、マッサンはどう見ているんだろう。


正直鬱陶しい……が、70%くらいか。