1945年、君を迎えに行く。





それって私のことでいいんだよね…?

嬉しさに似た気持ちが込み上げて、素直に受け取った。


隼人にとって私は、初めてできた友達なのかもしれない。


プリクラを持ってここに来たことも、もしかすると彼は向こうの時代でも毎日ポケットに入れていたのだろうか。



「は、花折さん…!」


「……ゆずりは、さん」



とか言っていたら、噂をすればってやつ。

背後から姿を現したクラスメイトは、どこか私をキッと睨むように立っている。


そこまで大きな声出せたんだ…と感心しそうになるほど、杠さんにしては声を張っていた。



「いっ、いつも鳥海くんと行動ばかりして…、そういうのっ、よ、よくないと思う…!」


「え、」


「鳥海くんの迷惑とかっ、考えたほうがいいよ…!」


「…それは……ごめん」



つい謝ってしまったが、冷静に考えなくとも杠さんの言っていることは滅茶苦茶だ。

私が誰と行動しようが一緒にいようが私の自由で勝手だし、隼人の迷惑ってのも意味がわからない。


杠さんがただ単に面白くないだけじゃないの…?