1945年、君を迎えに行く。





「ラブレター!杠さんからの、あるよね?プリクラを持ってたんだから、それも持ってるんでしょ?」


「……持ってる」


「見た?どうだった?」


「見てない。開けてもない」


「えっ、せめて開けてあげなよ」



内容を聞くつもりはないけど、頼まれて渡してあげたんだから。

私のためにもそれは開封するべきだと思うのに。


けれど隼人は、ほかの生徒がいないことを確認すると、照れることもなく淡々と言い放った。



「俺は過去の人間なんだぞ。現代の女子をそういう目で見られるわけがないだろ」


「…そーいうもん?」


「当たり前だ。…いつ消えるかも分からない」


「……ごめん」



そんな寂しいこと言わないでよ…。

どう見つめればいいか分からず視線が下がると、逆に隼人は我慢ならない反応をした。



「いや…、責めたわけじゃない。それに俺は……友達がひとり居ればいいんだ」