「ラブレター!杠さんからの、あるよね?プリクラを持ってたんだから、それも持ってるんでしょ?」
「……持ってる」
「見た?どうだった?」
「見てない。開けてもない」
「えっ、せめて開けてあげなよ」
内容を聞くつもりはないけど、頼まれて渡してあげたんだから。
私のためにもそれは開封するべきだと思うのに。
けれど隼人は、ほかの生徒がいないことを確認すると、照れることもなく淡々と言い放った。
「俺は過去の人間なんだぞ。現代の女子をそういう目で見られるわけがないだろ」
「…そーいうもん?」
「当たり前だ。…いつ消えるかも分からない」
「……ごめん」
そんな寂しいこと言わないでよ…。
どう見つめればいいか分からず視線が下がると、逆に隼人は我慢ならない反応をした。
「いや…、責めたわけじゃない。それに俺は……友達がひとり居ればいいんだ」



