1945年、君を迎えに行く。





「気になってたんだけど、隼人って…何歳?」


「……18だ」


「えっ、1個上なんだ。なんで3年生じゃないの?」


「我妻先生に2年のほうが都合がいいと言われた。…先生、この反応はどうですか?」


「あまり良くないな、液体分離を起こしてしまっている。こっちを足してみてくれ」


「はい」



なんか……私だけ置いてけぼりじゃん。

なんで都合がいいのかと問いかけてみれば、今度はマッサンが口を開いた。



「1年なんかじゃ足りないだろう。鳥海の生態を完膚なきまでに研究し尽くしてやるには、2年の猶予は必須だ」



……なるほどね。

いかにもマッサンって感じ。



「このサイコロの仕組み…どうなってんだろ?怪しいのは漢数字なんだよね。これがなんか意味ありそうなんだけど……ぜんっぜん分かんないや」



薬の開発もいいけど、そもそも論としてサイコロの生態も気にならない?

と、青空にかざしてみる。