汗を拭きながらバーノンがレオンハルトとリズの前に座る。そして、紅茶を注文した彼は紙を何枚か鞄の中から取り出した。そしてその紙をテーブルに並べていく。
「どのデザインがいいでしょうか?」
ニコニコと笑みを浮かべながらバーノンが訊ねる。レオンハルトとリズは顔を見合わせた後、真剣な顔で紙を見つめる。紙には一つ一つ指輪の絵があった。
(アルバート・スノーのサインは書かれていないな。いや、スケッチブックの絵だけを模写したものならサインはなくて当然か)
観察したところで、アルバートの描いたデザインなのか、それともバーノンが本当に考えたデザインなのか区別することはできない。レオンハルトはリズに話しかける。
「レイラ。どれも素敵なデザインだね」
「そうですね。私なんかに似合うのか……」
貴族令嬢という設定のため、また豪華なドレスを着ているリズは俯きがちに指輪のデザイン画を見つめる。その目には憂いが見えた。
(何故、そのような目をするのだろうか……)
「どのデザインがいいでしょうか?」
ニコニコと笑みを浮かべながらバーノンが訊ねる。レオンハルトとリズは顔を見合わせた後、真剣な顔で紙を見つめる。紙には一つ一つ指輪の絵があった。
(アルバート・スノーのサインは書かれていないな。いや、スケッチブックの絵だけを模写したものならサインはなくて当然か)
観察したところで、アルバートの描いたデザインなのか、それともバーノンが本当に考えたデザインなのか区別することはできない。レオンハルトはリズに話しかける。
「レイラ。どれも素敵なデザインだね」
「そうですね。私なんかに似合うのか……」
貴族令嬢という設定のため、また豪華なドレスを着ているリズは俯きがちに指輪のデザイン画を見つめる。その目には憂いが見えた。
(何故、そのような目をするのだろうか……)



