冷血プリンスの最上溺愛~幼なじみの卒業~

…柊くんと出会ったのも、この公園がきっかけだった。


沢山の思い出が詰め込まれてる特別な場所。



「わー懐かしい!柊くんと一緒に上った木!」



大きくそびえたつ一本の木。


よくここで木登りをしたっけ…懐かしいなぁ…。



「柊くん!こっちこっち!」


半ば強引に柊くんを引っ張るとブランコに座らせた。



昔の記憶に浸ろう、と柊くんの隣のブランコに行こうとすると。




―――グイっ



手を掴まれて、引き寄せられた。


え?



「話したい事あるんだけど」


私をじっと見つめる柊くんの瞳がどこか不安げに見えた。



「話したいこと…?」


ブランコに座る柊くんと柊くんの前に立つ私。