冷血プリンスの最上溺愛~幼なじみの卒業~

「行こ」


そう言うと再び手を握って歩き出した柊くん。


その背中もいつの間にか大きくなって、男の子の背中だった。



何だか不思議な気持ちになりながらも連れて行かれるがままに歩いていると。




少し先に見えてきたのは、気で囲まれた大きな公園にポツンと置かれているブランコ。



かなり錆びている部分もあるけれど、それもまた懐かしい。



「え…!ここって…」


沢山の木々に囲まれた薄暗い公園。



私たちがまだ小学生の頃。


よくここで遊んでいた記憶がある。