冷血プリンスの最上溺愛~幼なじみの卒業~

……言えない…っ。



恥ずかしさで顔を上げれずにいると。


俯いていた私に柊くんの端正な顔が近づいてきた。


覗き込んできた柊くんと目が合ってしまった。



慌てて目を逸らすと、恐る恐る口を開いた。



「そ、の…ちょっと…照れちゃうなぁって」



なんか…っほっぺ熱い…。



「……照れちゃうんだ?」



少し面白がっている柊くんに思いっきり頬を膨らませてふいっとそっぽを向いた。



「…だって、久しぶりに繋いだんだもん…」



小学生以来、全然手なんて繋いでなかった。



口ではそう言ってしまうけど、柊くんと繋いだ手元を見て何だかにやけてしまう。