冷血プリンスの最上溺愛~幼なじみの卒業~

柊くんのブルーの瞳が私をじっと見つめた。



え…?


思わず吸い込まれそうな、ミステリアスな瞳に艶やかな漆黒の髪。



一瞬、何もかもが止まったかのようにその瞳に釘付けになってしまった。


心なしか少し上に上がった口角が何とも言えない色気を放っていた。



めったに見せない柊くんの笑みが、いつもより…何だか、大人っぽくて。



今度は胸がドキドキしてる。


先ほどまでの落ち着かない気持ちは何処かに飛んで行ってしまったような…



心が…あったかい。





だけど…胸の鼓動は中々静まらなかった――。