冷血プリンスの最上溺愛~幼なじみの卒業~

気恥ずかしくて、俯いてしまった。



「………早く気づいてよ」



私を愛おしげに見つめる視線にも気づかないまま、どくどくとうるさい鼓動を鎮めるように深呼吸を繰り返していた。





⋈……。✧♡





「はー歌った歌った~」


「てか、お前ら音程ヤバすぎだろ」



「そろそろ解散にする~?」


二時間くらいたってみんなが口々にそう言い始めた。


ふとスマホの電源を入れるとホーム画面の時刻は六時半を表示していた。



「じゃあ、解散しよー」


「また合コンセッティングするからみんな来てよー?」


「ほいほーい」


そう言って解散した。