冷血プリンスの最上溺愛~幼なじみの卒業~

でもっ…”恋”に出会うためだ!


どんなものなのか…知りたい、し…。



それにっせっかく高校生になったんだもん!青春という名の刺激を味わい尽くしたい!



「…ゆうちゃん?」


意気込んでいるとふいに顔を覗き込んできた滝沢先輩の顔にびっくりしてしまう。


「ごめんなさい!」


「もしかして…ゆうちゃんこういうの初めて?」


「え?あ…えっと、初めて…です?」


「ふはっ、何で疑問形なの」


そう言って噴き出した先輩。


笑顔で笑う先輩をじっと見つめてしまう。


笑うと…何か、まだ子供みたいに無邪気…


何だか…可愛らしい。


「何か、ついてる?」



「あ、いや…その…かわいいなって」


言おうか迷った末、黙ってるのも変に思えてきてついそんなことを口走ってしまった。