芹沢くんは攻略不能




「そんな喜ぶ?」



「だって断られると思ってたもん!」



「別に断る理由ないだろ。」



そう言いながら、芹沢くんは自転車のスタンドを上げた。



「行くんだろ、そのカフェ。」



「うん!」



嬉しさのあまり大きくうなずいた。



こうして私たちは学校を出て、駅前の商店街へ向かった。