松井くんは人懐っこい笑顔を浮かべながら、はい!どうぞ!と材料の入ったボウルとヘラを渡してきた。 うっそ、まじでーー。 「えっと、あのね、私多分予想以上にかーなーりー下手だよ?それでもいいの?」 「もちろん!練習あるのみだし、最初から上手な人なんていないから大丈夫!」 優愛の方をちらっと見たけど、今の私の状況が面白いのかははっと笑っていた。 まあ、仕方ない。やるしかないか…。