いつもよりどことなく真面目なトーンの涼真に私はおずおずと彼を見上げた。
「ふっ……ぶっさいく」
「な……何よ、それ……失礼すぎでしょ」
売り言葉に買い言葉だが、ほんの少しだけ悲しみが薄れた気がした。私は涼真の持ってきてくれたティッシュで涙を拭く。
「──そんなに俺の事好き?」
(……え? 今、なんて……)
思わず目を見開いた私を彼が真剣な目で見つめる。
「俺は香恋のカレーも香恋も好きだけど?」
涼真が急にぷっと吹き出すと歯を見せてケラケラ笑う。
「なぁ。なんかダジャレみたいつーか、早口言葉みたいだよな」
私は理解ができないまま、さっきの涼真の言葉をもう一度頭の中に浮かべてみる。
(私のカレーも、私も好き? って言った……?)
「返事聞かせて? てゆーか、香恋が俺に作ってくれたの恋カレーじゃねぇの?」
「な、んで……それ……」
私は夢でも見てるのだろうか?
涼真が恋カレーを食べ終わって、私のことを好きだと言ってくれている。
──恋カレーのおまじないは本当だった?
「ふっ……ぶっさいく」
「な……何よ、それ……失礼すぎでしょ」
売り言葉に買い言葉だが、ほんの少しだけ悲しみが薄れた気がした。私は涼真の持ってきてくれたティッシュで涙を拭く。
「──そんなに俺の事好き?」
(……え? 今、なんて……)
思わず目を見開いた私を彼が真剣な目で見つめる。
「俺は香恋のカレーも香恋も好きだけど?」
涼真が急にぷっと吹き出すと歯を見せてケラケラ笑う。
「なぁ。なんかダジャレみたいつーか、早口言葉みたいだよな」
私は理解ができないまま、さっきの涼真の言葉をもう一度頭の中に浮かべてみる。
(私のカレーも、私も好き? って言った……?)
「返事聞かせて? てゆーか、香恋が俺に作ってくれたの恋カレーじゃねぇの?」
「な、んで……それ……」
私は夢でも見てるのだろうか?
涼真が恋カレーを食べ終わって、私のことを好きだと言ってくれている。
──恋カレーのおまじないは本当だった?



