カワイイは最強!〜地味子のカワイイ・プロジェクト〜

「確か生徒会の人達も毎年夏祭りに行ってるんだよね。運が良ければ会えるんじゃない?」


夏祭りに行けば、皇月先輩に会えるかもしれない?


それを聞いたわたしは、夏祭りに参加することにした。


「変じゃない?」


夏祭り当日。


お母さんに浴衣を着せてもらって、最終チェック。


「大丈夫よ。もう出ないと間に合わないでしょ」


「あ、ホントだ! じゃあ、行ってきます!!」


慌てて玄関へ向かって家を出た。


急がないと午後6時の集合時間に遅れちゃう!!


慣れない下駄で走りながら、集合場所の矢坂神社へ向かう。


神社へ着くと、聞こえてきたお囃子の音。


屋台から漂ってくる美味しそうな焼きそばの匂い。


夏祭り独特の雰囲気に、自然と気持ちが高揚する。


入口に、わたし達のクラスらしき集団がいた。


みんな浴衣姿で雑談している。