でもわたし、メイクも自分で上手くできないし…。
この前は全て【Sweet Girls】のスタッフさんがやってくれたから良かったけど。
そう考えると、やっぱりやめた方がいいような気がする。
せっかく招待してもらっているんだし、普通に応募したってなかなか当たらないイベントだから、本当はすごく行きたいけど…。
どうしよう…。
招待状を見つめたまま、わたしは行くか行かないか決められずにため息をついた。
翌朝、日直当番になっているわたしは日誌を取りに職員室へ向かった。
「失礼しました」
日誌をもらって教室へ向かおうとした、その時。
「あれ、美夢ちゃん?」
突然後ろから名前を呼ばれた。
この声はもしかして…
「天野先輩?」
振り返ると、予想通り生徒会副会長の天野先輩がいた。
「この前の雑誌、見たよ。いい出来だったね」
「ありがとうございます」



