カワイイは最強!〜地味子のカワイイ・プロジェクト〜

音夢って、響きも可愛いし、【Sweet Girls】の雰囲気にピッタリの素敵な名前だ。


「すごくいいと思います! ぜひそれでお願いします」


「良かった。じゃあ、読者名は音夢ちゃんで載せるようにするわね」


美雲さんがそう言ったその時、控室のドアをノックする音が聞こえた。


「あ、ちょっと待ってね」


先に美雲さんが出てくれて、わたしの方に視線を向ける。


「王子様達がお迎えに来てるわよ」


悪戯っぽく笑いながらそう言われてドアを開けると、


「撮影お疲れ~!」


笑顔の天野先輩と、少し疲れたような表情を浮かべる皇月先輩がいた。


「七星はまだ他の仕事があるから、着替え終わったら駅まで一緒に行こう」


「…いいんですか?」


思わずそう訊き返すと


「うん。もちろん。外の休憩スペースで待ってるから」