カワイイは最強!〜地味子のカワイイ・プロジェクト〜

「さぁ、冒険が始まるわよ」


そう言われて再びスタジオに戻ると、


「七星くん、そのまま目線まっすぐで」


「凛ちゃん、もう少し七星くんの方に寄ってくれる?」


皇月先輩と凛ちゃんが撮影しているところだった。


カメラマンさんの指示に的確に動いてポーズを決めるふたりは、プロそのもの。


「はい、OKです。次、読者コーナー入ります」


その言葉でスタッフさん達が慌ただしく動き始めた。


「さぁ、出番よ」


美雲さんに背中を押されて、皇月先輩と凛ちゃんの前に出ると…


「上出来だな。さすがドリームチーム」


皇月先輩が私の姿を見て感心したようにつぶやいた。


「…ドリームチーム?」