「サプライズ大成功だね」
いたずらっ子みたいに笑った凛ちゃんを見て、もしかしてというあるひとつのことが心に浮かぶ。
「あの質問入れたのって、凛ちゃん?」
「あたり~!これで堂々と七星くんとつきあえるね」
「そうだな」
「皇月先輩!?」
突然聞こえてきた声に振り向くと、皇月先輩が立っていた。
「もしかして、皇月先輩も知ってたんですか?」
「…ああ」
だからあの時平然としていたんだ。
「でも…いいんですか?わたしなんかとつき合ってるなんてあんな堂々と言っちゃって」
すでにネットニュースには、新人モデルの売名行為じゃないかとか、どうせすぐ別れるのにとか誹謗中傷的なコメントも書きこまれている。
「“わたしなんか”って言わないでもっと自信持てよ。おまえは俺だけのお姫様なんだから」
「……!」
な、な、なんてことを言い出すんだ、皇月先輩…!



