一年以上ずっと一緒に仕事をしてきた仲間だし、もしかしたら七星くんも……ってほんの少し期待してた。
だけど、答えは「気持ちは嬉しいけど、凛のことは仕事仲間としてしか見られない」だった。
「もしかして誰か好きな人がいる?」
思い切って訊いてみると、七星くんはかすかに頷いた。
やっぱり、好きな人がいるんだ。
だとしたらその人はきっと……。
「音夢ちゃんでしょ?」
もう一度わたしが訊くと、七星くんは“どうしてわかったんだ”と言いたげな表情になった。
「わかるよ、好きな人のことなら」
最初に音夢ちゃんを撮影に連れてきた時から、なんとなく感じていたことだから。
わたしの言葉に、七星くんは観念したように話してくれた。



