ね?キスしよ!

フランソワーズはキクの首に歯を突き立てる。赤い血がキクの首筋を伝った。フランソワーズの舌の上を甘い血が通っていく。

(血を吸うってこんなにも最高なのね)

目を輝かせるフランソワーズの腕がキクの両腕によって押された。キクの息は絶え絶えになっている。

「ちょっと待って……。もう無理」

フランソワーズはニヤリと笑った。血のついた鋭い歯が怪しく光る。

「もう無理だなんて悪い子。まだいけるでしょ?」

フランソワーズとキクの唇が重なった。