俺が好きなのは、お前だ。~男友達の積年の片想い相手はわたしでした~


 オフホワイトのいろが清楚な彼女にはぴったりだ。

 細いウエスト。えんじいろの膝丈のフレアスカートが、いやらしさを消した上品さを醸し出している。

 この服をひん剥いて。あの肢体を直接拝んでやりたい。

 谷間に顔を埋め舌を這わせてみたら、彼女はいったいどんな顔をするだろう。

 どんな声を、出すのだろう。

 声は、出るほうか。教えてくれ。それともまだだから、分からないのか。

 暗い欲望を誠治は常に胸のうちに抱える。誠治がその妄想に駆られる一方、彼女は口を大きく開けてハンバーガーを頬張った。

「ん。おいひい」口の端についたソースを指で取る仕草が実にセクシャルだった。

 はむ。とハンバーガーを食らう。二口目。

 男のあれもそんなふうにくわえるのか。

 おれの陰茎をしゃぶらせて思い切り頭を押さえ込んでやりたい。

 見ろよ、おれを、綾乃。

 おれの内側はこんなにも暗い。外で見せる顔は所詮作り物だ。

 おれのなかの暗い深い部分は常におまえを求めているというのに、おまえときたら。