アヤカシKiss

「何が妹ちゃんよ…。
私は煉華の妹なんかじゃないっ!
煉華…煉華、の」

「…………。」

なんだ…。
やっぱり俺が馬鹿なんじゃないか…。
何が躾だ。
馬鹿な俺の方が躾が必要なんじゃないか…。

「俺って…」

そんの俺に声をかけたのは

「ねぇ、煉華君?
さっきの子何?
なんか親しげだったけど…
なんかムカつ…」

その先の言葉を言おうとする女の首を俺は手で絞めた  

「ぐぁっ…!」

「それ以上、侮辱したら許さない
とっとと俺の前から消えろ。」

「苦しっ…よっ!
れん…あぐっ!」

俺は女の首に手を力を込める。
女は口から泡を出し、
白目を向く寸前……。

シュッ!

「っ?!」  

誰か俺に向かい何かを投げつけた。
すると…

「やはり弱い人間は駄目か…
愚かな…。だが面白い…使える。」

男か女か分からない声が聞こえた。
不思議な感覚だった。
頭の中から声が聞こえるような…。

「我が蘇るのはまだ…」
   
「誰だ…。」

俺がそう答えると首を絞めていた女の口から黒いモヤが出てきた。

「我は、過去を司る者…。
己の味方…。いずれ知る…。」

そして、そのモヤは青空の空へと消えた。

「味方…か。
まさかな…。」