アヤカシKiss

「ねぇねぇ、今日の放課後
どっか寄ってかない?」

クラスの女友達が話だす。

それに続いて口を開くクラスメイトの友達。

まずは咲(さき)が話しだした。

「うん!
いいじゃん。
何処寄ってく?商店街の食べ物屋さん?
それとも、私の家?」

咲。
宮本咲(みまもとさき)。

この子は身長が高い。
なんと女性でしかも高校生1年生で198cmあるのだ。

咲が言うには、最初はこんな背が高い女で
とても嫌だったけど、ある時。
男友達に言われ、今のこの姿は嫌ではなくむしろ
前向きにとらえる事ができた、と。

その言葉は、

『俺が迷った道に進んでも
そのお前の…咲の姿があれば、
俺は迷いなくお前を見つけられるから。
だから安心して咲の隣にいれる』

と、もはやプロポーズの様な台詞を言われ、
咲は自分のこの姿が好きになったと言った。

それどころか、いじめられた友達がいたら
助けてあげられる強さがあるとか、
スポーツでやっぱり背が高いと何かと便利です。

そう、本人は言ってた。