チョコレートよりも甘い、キミの溺愛

「お、起きた」

楓の方を見るといつもどおりの冷静な表情


び、びっくりしたー


楓はいつも私を起こすときこういうことを言ってくる

朝からドキドキするからやめてほしい

布団から飛び起きた私を見て楓は微笑んだ


「 神楽、おはよう」


私もとびっきりの笑顔で返す

「うん、おはよう」

私は毎朝こうやって始まる

「車で待っているから準備できたらおいで」

「う、うん」

い、急がないとっ

いつも通り、楓を待たせたくないから今日は朝ごはん抜きかな

「そうだ。神楽、朝ごはん抜きはダメだからね」

楓は私の心を読んだように言ってきた

ギ、ギクッ

「ちょっと待たせちゃうかもだけどいいの?」

迷惑じゃないかな?

いや、絶対に迷惑だよね...

「あぁ、別に大丈夫だよ。気にしないで」