チョコレートよりも甘い、キミの溺愛

ピピピッとアラームの音が遠くから聞こえる

「神楽、起きて」

私の耳元で楓の声が聞こえてくる

ん...もう朝か...

私は朝が弱い。だからいつも楓が起こしに来てくれる

「うーん、」

「起きないと遅刻しちゃうよー」


そう言われても私はまだ夢の中にいたくてわがままを言った

「あとちょっとー」

「うーん、もうちょっと見たいけどダーメ。起きないとその口塞いじゃうよ」

その一言は一瞬で私をまどろみの中から引き戻した