幼馴染の甘い溺愛

ピピピッとアラームの音が遠くから聞こえる

「神楽、起きて」

私は朝が弱い。だからいつも楓が起こしに来てくれる

「うーん、」

「起きないと遅刻しちゃうよ」

そう言われても私はまだ夢の中にいたくてわがままを言った

「あとちょっとー」

「うーん、可愛いけどダメ。起きないとキスしちゃうよ?」

その一言は一瞬で私を夢の中から引き戻した


楓はいつも私を起こすときこういうことを言ってくる

朝からドキドキするからやめてほしい

布団から飛び起きた私を見て楓は微笑んだ

「 神楽、おはよう」

私も笑顔で返す

「うん、おはよう」

私は毎朝こうやって始まる

「車で待っているから準備できたらおいで」

「う、うん」

楓を待たせたくないから今日は朝ごはん抜きかな

「朝ごはん抜きはダメだよ」

楓は私の心を読んだように言ってきた

「ちょっと待たせちゃうかもだけどいいの?」

迷惑じゃないかな?

「うん。別に大丈夫だよ」

楓は優しいな……

私はこんな楓が好き

それも小さい頃から

楓は、いざというとき守ってくれて……

かっこよくて……

私を笑顔にしてくれて……

頭も良くて……

運動もできて……

もう全部大好き!!

でも私は、

可愛くないし……

地味だし……            

運動もできないし…  

絶対楓とは釣り合わないよね........