昼食を食べ終えて、部屋に戻った後、アナウンスがあり、新入隊員は14時に第一演習場に来るように言われた。
食堂で合流した円に「今日は先生とペアの発表があるよ!」と教えてもらい、ココちゃんと第一演習場に向かう。
「同期でペアになるから、光くん以外は仲良いいし、ひとまずは安心かな」
ココちゃんが歩きながら胸を撫で下ろした。
そして「ペアには先生が一名ついて、スリーマンセルになるから、どんな先生か、気になるね」と続ける。
学校に通う3年間は、ふたりの隊員に先生が一名ついて、3人1組で任務をこなす。
円たちにも先生がついていて「うちの先生は遅刻魔だから、私が時間守れって毎回叱ってんのよ!」と言っていた。
そういう頼りない場合もあるのだろうか。
校庭のような第一演習場。
月たちももう来ている。
そこには馬場光もいて、その闇に包まれたような様子が気になった。
なんだろう、この違和感。
二次の試験官と同じ気配ーー。
誰も気にしていないようだが。
同期として、これから関わっていくと思うと口に出すのは憚られるが、この違和感の答え合わせをいつかしなければ。
先生らしき人が3人入ってくる。
「はーい! みなさーん! いらっしゃーい! ボクの前に座って座って!」
そう促され、全員で土の上に体育座りをする。
「改めて……入隊おめでとうー! これからペアを発表しまーすっ! パチパチパチパチ! ほら! 拍手して!」
中央のサングラスをつけたチャラい人が拍手を促す。
身長180センチ程度、痩せ型、金髪……。
(人物データ照合:未登録)
その後、「適正や今後の育成計画を考えて、先生たちでペアを組みましたー!」と続ける。
なるほど。
ペアは適性を鑑みて決めているのか。
そして、やはりこの3人が先生なのか。
「まずは1組目、赤坂登志、馬場光! この2人には亀先生がつきまーす!」
亀のようにお堅そうな男性。
ムキムキで大きな体だが身長は170センチくらいか……?
亀先生が礼儀正しく礼をした。
トシと馬場光がペアかーー。
馬場光に対する違和感をトシには後で話をしておいた方がいいかもしれないな。
私の勘が正しければ、奴には何か隠していることがある。
そんなことを考えているとも梅雨知らず、チャラ男先生は続けた。
「次ー! 2組目は……じゃー、じゃん! 紫村ココ、金縄永久! このふたりには鶴先生がつきまーす!」
鶴のような美人な女性。
身長160センチ、小顔、色白、真っ黒な艶のあるロングヘア。
鶴先生がニコッと微笑む。
……ココちゃんは永久さんとペアか。
ふたりは頭脳派だから、どちらかと私がペアになると思っていた。
私の記憶力は人間の域を超えているが、それを置いておけばパワータイプと考えてもいい。
なんだろう。
胸が痛い……。
また、心臓病らしき症状?
苦しいな。
今日、全ての日程を終えたら救護室に行ったほうがいいか?
「糸、糸」
月が右隣からコソコソと話しかけてくる。
「一緒だな」
月が満面の笑みでこちらを向くので、私まで一緒微笑ましくなった。
「ああ」
私が応答すると、月はまたニカっと笑った。
まあ月とペアなら、気心が知れているし、任務もやりやすいだろう。
「は〜い! 最後は〜お待ちかねのわたくし神先生でーす! ペアは天城糸、黒羽月! よろしくねーん!」
なんだ、このチャラ男。
今までに会ったことのない人種だ。
「じゃあ、今日は先生あーんどペアの3人で懇親会でーす! 明日から訓練に入るからよろしくねーん!」
神先生の合図で、鶴先生と亀先生が自分たちの担当ペアを手引きする。
「ココちゃん、また夜にね!」
手を振るとココちゃんもフリフリと手を振った。
「天城と黒羽〜! 集合〜!」
月と一緒に神先生のもとに行く。
月はこれから始まる懇親会が楽しみなのか、浮き足立っていた。
食堂で合流した円に「今日は先生とペアの発表があるよ!」と教えてもらい、ココちゃんと第一演習場に向かう。
「同期でペアになるから、光くん以外は仲良いいし、ひとまずは安心かな」
ココちゃんが歩きながら胸を撫で下ろした。
そして「ペアには先生が一名ついて、スリーマンセルになるから、どんな先生か、気になるね」と続ける。
学校に通う3年間は、ふたりの隊員に先生が一名ついて、3人1組で任務をこなす。
円たちにも先生がついていて「うちの先生は遅刻魔だから、私が時間守れって毎回叱ってんのよ!」と言っていた。
そういう頼りない場合もあるのだろうか。
校庭のような第一演習場。
月たちももう来ている。
そこには馬場光もいて、その闇に包まれたような様子が気になった。
なんだろう、この違和感。
二次の試験官と同じ気配ーー。
誰も気にしていないようだが。
同期として、これから関わっていくと思うと口に出すのは憚られるが、この違和感の答え合わせをいつかしなければ。
先生らしき人が3人入ってくる。
「はーい! みなさーん! いらっしゃーい! ボクの前に座って座って!」
そう促され、全員で土の上に体育座りをする。
「改めて……入隊おめでとうー! これからペアを発表しまーすっ! パチパチパチパチ! ほら! 拍手して!」
中央のサングラスをつけたチャラい人が拍手を促す。
身長180センチ程度、痩せ型、金髪……。
(人物データ照合:未登録)
その後、「適正や今後の育成計画を考えて、先生たちでペアを組みましたー!」と続ける。
なるほど。
ペアは適性を鑑みて決めているのか。
そして、やはりこの3人が先生なのか。
「まずは1組目、赤坂登志、馬場光! この2人には亀先生がつきまーす!」
亀のようにお堅そうな男性。
ムキムキで大きな体だが身長は170センチくらいか……?
亀先生が礼儀正しく礼をした。
トシと馬場光がペアかーー。
馬場光に対する違和感をトシには後で話をしておいた方がいいかもしれないな。
私の勘が正しければ、奴には何か隠していることがある。
そんなことを考えているとも梅雨知らず、チャラ男先生は続けた。
「次ー! 2組目は……じゃー、じゃん! 紫村ココ、金縄永久! このふたりには鶴先生がつきまーす!」
鶴のような美人な女性。
身長160センチ、小顔、色白、真っ黒な艶のあるロングヘア。
鶴先生がニコッと微笑む。
……ココちゃんは永久さんとペアか。
ふたりは頭脳派だから、どちらかと私がペアになると思っていた。
私の記憶力は人間の域を超えているが、それを置いておけばパワータイプと考えてもいい。
なんだろう。
胸が痛い……。
また、心臓病らしき症状?
苦しいな。
今日、全ての日程を終えたら救護室に行ったほうがいいか?
「糸、糸」
月が右隣からコソコソと話しかけてくる。
「一緒だな」
月が満面の笑みでこちらを向くので、私まで一緒微笑ましくなった。
「ああ」
私が応答すると、月はまたニカっと笑った。
まあ月とペアなら、気心が知れているし、任務もやりやすいだろう。
「は〜い! 最後は〜お待ちかねのわたくし神先生でーす! ペアは天城糸、黒羽月! よろしくねーん!」
なんだ、このチャラ男。
今までに会ったことのない人種だ。
「じゃあ、今日は先生あーんどペアの3人で懇親会でーす! 明日から訓練に入るからよろしくねーん!」
神先生の合図で、鶴先生と亀先生が自分たちの担当ペアを手引きする。
「ココちゃん、また夜にね!」
手を振るとココちゃんもフリフリと手を振った。
「天城と黒羽〜! 集合〜!」
月と一緒に神先生のもとに行く。
月はこれから始まる懇親会が楽しみなのか、浮き足立っていた。


