恋愛(学園)
完
乾為天女/著

- 作品番号
- 1775505
- 最終更新
- 2026/02/21
- 総文字数
- 2,209
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 0
- いいね数
- 0
雨音が図書室の窓を叩く昼休み、望愛は段ボールの底で鳴らない木箱を見つける。処分と言われても、鍵を借りて手放せない。想と並んで歯車を覗き、商店街の時計店で板バネを取り寄せ、明乃の一言に足を止め、寿樹の大きな泣き顔に笑ってしまう。
蓋の内側に隠れていた封筒の「いちごの家」と、かすれた「六月十六日」。辿り着いた写真が、望愛の胸の奥の静けさを揺らす。雨の日にしか聞こえない音を、次の手のひらへ渡す
蓋の内側に隠れていた封筒の「いちごの家」と、かすれた「六月十六日」。辿り着いた写真が、望愛の胸の奥の静けさを揺らす。雨の日にしか聞こえない音を、次の手のひらへ渡す
- あらすじ
- 梅雨の昼休み、望愛は図書室で錆びた木箱のオルゴールを見つける。想や友人と直し、六月十六日に小児病棟へ届けて子どもたちの手拍子と一緒に鳴る。箱は病院に置かれ、望愛は歩き出す。
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