孤独と仲間

今回の主催は日本総合研究株式会社。

極秘兵器がなんなのかもわかんないからそこの情報も欲しいな。

本当はハッキングしちゃえばいいんだけど、正面突破だと記録されてしまう。

ずっと監視されてるみたいだから忍び込もうと思ったけどさすが極秘兵器を扱っている会社。

一切入らせようとしないし、ロックが堅い。

私は持ち運び用のノート型パソコンを開き、情報収集にあたる。

これは任務用の自作パソコン。いつも使ってるのより性能を良くしてみた。

ロックをすり抜けるにも、ひたすら暗記した暗号を打ち続け、やっと。

「…開いた。」

やっとのことすぎて思わず声を漏らしてしまう。

でも時間は稼げないなぁ。

出てきた情報を頭の中のメモに記録していく。

生物・科学兵器か...。

医療研究として偽装しているんだけど、わかりにくい。

うっわぁ、兵器…といえるか曖昧なところだ。

でも生物兵器禁止条約や科学兵器禁止条約違反に引っかかる。

私としてはやりがいのある仕事だ。

……やば。そろそろバレてしまう。

私は急いでサイトから抜けてパソコンを閉じる。

どこに隠そうかな。

無線機は小さいバックに入っている。

とりあえずスーツケースの中に隠しなおし、パーティーの準備を始めた。

コートを脱ぎ、ドレスがあらわになる。

大学生くらいかな、見た目。

私はまあまあ容姿端麗で、周りから見たら「美人な大学生」だ。

さて、行くか。

私は息をつき、部屋を出た。