☆*☆*☆*☆
私は会社の事務所に着くと私専用のカードをかざして、エレベーターで一気に30階までのぼった。
本部は30階で、他は練習場や寮だ。
コンコンッ、と本部のドアをノックする。
「どーぞ。」
軽いノリで返事をする本部長。
「失礼します。」
私は黒いパーカーのフードを被り直し、本部のドアを開ける。
中に入り、ドアの前で片足をつきひざまづく。
「REDです。豪華客船の情報収集、オペレーションライドに、明日あたります。」
下を向きながら淡々と言う。
本部員はこちらを見ずに作業を続ける。
まぁ、いつも通りなんだけど。
本部長は「ああ、それねー。」と、思い出したように奥の書類室に入って行き、紙袋と茶色い封筒を持ってきた。
私は顔を上げ、立ち上がる。
「えーっと、書類はこれ。詳細が載ってるから見てね。この紙袋には必要な物は入ってるから。弾も入ってる。本体はあるっしょ?」
私はうん、と頷く。
すると、本部長は気まずそうな顔をして言った。
「で、そこには何人か前に送ったんだけどー、まだ帰ってきてなくて。REDは最終手段だったんだけど...見事に最終手段まで行ってしまったって訳で。……期待してる。」
「了解です。失礼しました。」
深く礼をして本部室を出る。
「……期待してる。」か...。
私は会社の事務所に着くと私専用のカードをかざして、エレベーターで一気に30階までのぼった。
本部は30階で、他は練習場や寮だ。
コンコンッ、と本部のドアをノックする。
「どーぞ。」
軽いノリで返事をする本部長。
「失礼します。」
私は黒いパーカーのフードを被り直し、本部のドアを開ける。
中に入り、ドアの前で片足をつきひざまづく。
「REDです。豪華客船の情報収集、オペレーションライドに、明日あたります。」
下を向きながら淡々と言う。
本部員はこちらを見ずに作業を続ける。
まぁ、いつも通りなんだけど。
本部長は「ああ、それねー。」と、思い出したように奥の書類室に入って行き、紙袋と茶色い封筒を持ってきた。
私は顔を上げ、立ち上がる。
「えーっと、書類はこれ。詳細が載ってるから見てね。この紙袋には必要な物は入ってるから。弾も入ってる。本体はあるっしょ?」
私はうん、と頷く。
すると、本部長は気まずそうな顔をして言った。
「で、そこには何人か前に送ったんだけどー、まだ帰ってきてなくて。REDは最終手段だったんだけど...見事に最終手段まで行ってしまったって訳で。……期待してる。」
「了解です。失礼しました。」
深く礼をして本部室を出る。
「……期待してる。」か...。

