孤独と仲間

「そうか。じゃあ。」

最後に笑って歩いていった。

…なにこれ、こんな強い麻酔薬飲んだことない。

ちょっと飲んだだけなのに。

意識が朦朧としてくる。

…部屋戻るか。

周りには怪しまれないように歩いて部屋に戻る。

そしてベットにダイブした。

…あ、これ、情報集めたのに記憶なくなったら最悪だな。
まとめるか。

私は机に座り、集まった情報をまとめていく。

いつのまにか30分も経っていて、意識はさっきよりも鈍い。

寝ようかな、と思った時。

「……っ!!」

何この気配。
ピリッとしたのは殺意か。

気配の消し方が上手い……さっきの男性だ。

他には...10人といったところか。

何かの組かな。

そっちも情報収集ってところ?

私はまとめていた資料を隠し、寝たふりをして入ってくるのを待つ。

あ、やば。本当に寝ちゃいそう。
意識が落ちないように目をがん開いていると、カチャっと音が鳴り入ってきた。

目閉じなきゃ。

…全員気配を消すの上手いな。

私に近寄ってくるのを確認。

一人の男が私の腕を掴もうとしたとき、

「うわぁ!」

よしっ、いった!

掴もうとしてきた腕を掴んで背負い投げ。

その声に振り返った男達が一斉に私に襲いかかる。

私は攻撃を防御しながら攻撃を与えて最後の一人、若い男性だけになった。

「…どうしてこんなことを?」

私が戦えることを知ったから普通に話す。
この人は私の存在を元々知っているのだろう。

「それよりもよく意識保ってるね。」

「…なんで麻酔薬入れたんですか。」

「おっとー。不意打ちはずるいよー。」

私が足を引っ掛けようとしても避けられてしまう。

「それよりもあなたは誰。」

「質問が多いなぁ。とりあえず自己紹介しない?偽名でいいからさ。」