教えて!澪くんのこと

「朝のホームルーム始めるぞー」

と言いながら担任の先生が入ってきた。

それが合図というようにクラスのみんなはドタバタと席につき静かになった。

私も百合ちゃんと澪くんを離して前を向く。

さて、授業に集中しなきゃねっ!

———

「終わったぁぁ!」

やっと授業が終わったよっ!

「百合ちゃーん、私今日メイムいきたいっ!」

「あー、いいけど。この人はどーすんの?」

百合ちゃんが澪くんを指して言う。

「あっ、澪くんも行くっ?」

澪くんのお腹に飛び込みながら聞く。

「うん、じゃーいこーかなぁ。」

「やったぁ!澪くん大好きぃ!」

ぎゅーと抱きしめていると、抱きしめ返して頭をナデナデしてくれた。

はぁ〜っ!極楽上等っ!

私は頭を澪くんの胸にあずける。

「……メイム行くんでしょ?先行ってるよ。」

「あれぇーっ!百合ちゃーんっ!」

早々と行ってしまった百合ちゃんを澪くんと追いかけた。