教えて!澪くんのこと



1時間目が終わった休み時間。

「むぅ〜!私も話したいのにぃ〜!」

私は膨れていた。

だってだって!

「篠崎くん、人気すぎ〜!」

篠崎くんの周りには、女の子、女の子、女の子!

私なんて入る隙間すらないよ〜!

「…しゃーなし。」

「えっ、百合ちゃんひどくない!?」

そんな時。

「みーーーやーーーびーーー!!」

「わわっ!」

声した方を見ると、男の子達が一斉にざわざわし始める。

私も、その理由がわかった。

だってだって、ちっちゃい顔にまぁるい瞳、さらにはぷっくりしたピンクの唇。
黒いストーレート髪を高い位置でツインテールにして、大きいリボンの髪飾りをしている。

な、な、な......!!

「か、可愛いぃぃぃ〜!!!」

ダダダダダッ

「…えっ、ちょっ!?」

「わぁぁ!可愛いねっ!?私、日下部ほのか!!可愛い子大好きなの!よろしくね〜!」

「は、え?え!?」

勢いよく、飛びついてぎゅうぎゅう抱きしめる。

「はわわ…。可愛い♡どうやったらそうなれるんだろう…。」

「…ちょっと離してくれる?雅、助けてー!!」