教えて!澪くんのこと

「ねぇねぇっ!みんな、聞いてー!先生から伝言!今日転校生が来るって!」

日直の人がドアを開けて叫んでいる。

みんながその声にわちゃわちゃする中。

「えー!転校生っ!?」

私も叫びましたっ!

だってだって!転校生だよっ!

女の子かな?男の子かな?

仲良くなれるといいなっ!

「…転校生ごときで叫びすぎじゃない?」

「わわっ!澪くんっ!」

今登校してきたのか、バックを持ったまま私を抱きしめる。

今は5月。

今回の先生は一ヶ月ごと席替えする方式らしく、一回席替えして、廊下側からニ列目の一番後ろになった。

澪くんは私の前。
百合ちゃんは、澪くんの隣。つまり私の右斜め前。

そして私の隣には空いた席が。

「ここかなっ!転校生さんの席っ!」

「うーん、そーじゃない?」

澪くんは興味無いみたい。

「うふふ!楽しみだな〜!」