陵は静かに、ひなの顎に手を掛ける

陵「こっち見ぃ」

ひなは目線を陵に合わせる。

綺麗な顔と目が合う

顔を近づける陵、ひなが唇が触れると

思った瞬間。陵の動きがピタリと止まった

ひな(陵…?)

陵は意地悪そうにひなの顔を眺めている

陵(簡単にはキスはせん。焦らした方がこっちに戻る。遥眞の余韻ごと引き取る)

じっと、ひなの顔を見る。

ひなは我慢できなくなったのか

静かに自分から唇を陵の唇に触れる

陵「ええ子」

満足そうに微笑む陵

廊下では、また騒がしくなっている。

陵「…うるさいなぁ」

遥眞「ほんまや…うち、話してくるわ」

ひなの頭を人撫でしてから

静かに玄関のドアを少しだけ開けた遥眞