ハーフアップの男性が呆れたように

ため息をつく

陵「お前らなんじゃ。中でやりぃ。外に人おるじゃろ」

陵(玄関先でやんなや)

遥眞は、ひなを離さないままふふっと

静かに微笑む

遥眞(タイミング最悪で、最高や)

ひなは蕩けた顔のまま陵を見ると口を開いた

ひな「…あ、陵お帰り。陵もチューして」

陵「遥眞としょーるが。なんで、わしもせにゃおえんのんじゃ」

遥眞「ひな、あかんねんて」

遥眞はひなの耳元で声をかける

ひなの横顔が少し拗ねた様に変わる

そんな、かわいらしい顔を陵と遥眞は

愛おしそうに眺めると

陵は玄関の中に入る。

静かにドアの閉まった音が廊下に響いた